グループホームでの自立支援のポイント

グループホームとはどんなところ?
グループホームってどんな施設?

グループホームにはどのような入居者がいて、どのような役割を持った施設なのかなど、基本的な情報を紹介しています。メリットやデメリット、有料老人ホームとの違いなどについても知っていきましょう。

自立を妨げないためのポイントとは?

自立を妨げないためのポイントとは?

あくまで大切な見守りの姿勢

グループホームで自立支援を行う際は、あくまで見守りの姿勢を徹底して自立を妨げないようにする必要があります。入居者が自分でできることを増やし、より充実した生活を送るためには、適切な支援のあり方が重要です。
着替えや食事など、入居者が自分で行うことができる動作であっても、つい手を貸しすぎてしまう場面があるかもしれません。手を貸しすぎる心理には、介護職側の「早く終わらせたい」「失敗して怪我をしたら困る」といった理由が少なくないようです。もしくは、「やってあげること」が介護職として親切なことだと誤解しており、何もかもを手伝ってしまうケースもあります。
入居者が自分でできることは根気強く見守り、必要な時に必要な支援を提供することが大切です。

見守りの姿勢が大切な理由

介護職がグループホームで入居者の介護を行う際、良かれと思って過剰な介護をするのは望ましくありません。入居者の自立心や残存機能をかえって損ない、ADL(日常生活動作)やQOL(生活の質)を低下させることがあるためです。
着替えや食事などの日常的な動作を、職員が先回りして手伝うことも避けましょう。入居者は自分で行う機会を失い、徐々にできることが減ってしまいます。また、自分で何かを達成する喜びや自信を失ってしまう可能性もあります。
見守ることは、ただ傍観することではありません。一人ひとりの様子を注意深く観察し、必要な時に適切な声かけや支援を行うことが重要です。これは、入居者の自立を促し、尊厳を尊重することにつながります。

数字にこだわりすぎない

自立支援の基本ケアとして、水分や食事量、運動量などの目安が設定されていることがあります。これらの目安は、健康維持や生活機能の向上を図る上で重要な指標となるものです。しかし、グループホームでは、当然ながら入居者一人ひとりの身体状況や生活背景、嗜好などは異なります。そのため、目安を厳守することに固執しすぎるとかえって入居者の負担になり、自立を妨げてしまう可能性があるのです。
入居者の状態はそれぞれ異なり、画一的な支援では効果が得られない場合もあります。
例えば、水分摂取量が少ない利用者の方に対して無理に目安量を飲ませようとすると、水分摂取自体を嫌がってしまうことがあるでしょう。食事量についても、食欲がない日に無理強いすると、食事が苦痛になってしまう可能性があります。
大切なのは、目安を一つの指標として捉え、利用者の方々の状態に合わせて柔軟に対応することです。グループホームでは、画一的なケアではなく、個別の状況に合わせた丁寧なケアが重要になります。

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